東京の大動脈とも言える山手線。毎日多くの人が利用するこの路線ですが、「内回りと外回りの違いって何?」「駅の順番が覚えにくい…」「実は知られていないトリビアがある?」といった疑問を持っている人も多いはず。
今回は、山手線の基本情報から、内回り・外回りの違いとその覚え方、さらには山手線にまつわるトリビアまで詳しく解説していきます!
1. 山手線とは?基本情報をおさらい
山手線の概要
山手線(やまのてせん)は、東京の主要エリアをぐるっと一周する環状路線で、東京駅を起点に全30駅(※2020年に「高輪ゲートウェイ駅」追加)が並んでいます。
- 運行距離:34.5km
- 所要時間:約59分で一周
- 運行間隔:平日は2.5〜4分間隔で運行
- 運行本数:1日1000本以上!(日本屈指の運行本数)
山手線の役割
山手線は、東京都心の主要なオフィス街・繁華街・観光地を結んでいるため、通勤・通学はもちろん、観光やショッピングにも欠かせない存在です。
主なエリアを簡単にまとめると…
📍 オフィス街:東京・品川・新橋・有楽町
📍 ショッピングエリア:渋谷・原宿・新宿・池袋
📍 観光地:上野(動物園・美術館)、秋葉原(電気街)、浜松町(東京タワー・増上寺)
どの駅も重要な役割を持ち、東京の交通網の中心的な存在と言えるでしょう。
2. 内回り・外回りの違いとは?
山手線には「内回り」と「外回り」がありますが、**どちらがどっちなのか分かりづらい…**という人も多いですよね。
内回りと外回りの定義
🚃 内回り(時計回り)
- 東京駅から上野 → 池袋 → 新宿 → 渋谷へ進むルート
- 時計回り(右回り)に進むイメージ
🚃 外回り(反時計回り)
- 東京駅から品川 → 渋谷 → 新宿 → 池袋へ進むルート
- 反時計回り(左回り)に進むイメージ
このように、東京駅を基準に考えるとわかりやすいですね。
3. 内回り・外回りの覚え方!簡単なコツ
「どっちが内回りで、どっちが外回りだったっけ?」と迷うこと、ありますよね。そんなときの簡単な覚え方を紹介します!
覚え方①:「東京→新宿」で判断する!
「東京駅から新宿に行くルートを考えてみる」
✅ 上野・池袋経由 → 内回り(時計回り)
✅ 品川・渋谷経由 → 外回り(反時計回り)
新宿が目的地の場合、上野方面なら内回り、渋谷方面なら外回りと覚えておくと便利です!
覚え方②:「品川と上野」どっちが先?
東京駅から見て…
- 先に品川が来る → 外回り(反時計回り)
- 先に上野が来る → 内回り(時計回り)
「品川は外、上野は内」と覚えておけば混乱しにくいですね!
覚え方③:「渋谷で考える」
渋谷駅にいるとき、次の駅が…
- 恵比寿なら外回り
- 原宿なら内回り
渋谷は乗り換えが多いので、この方法を知っておくと便利です!
4. 山手線のトリビア!知ると楽しい雑学
① 実は「環状線ではない」!?
山手線は一周する環状線ですが、**正式には「環状運転をする路線」**であって、「環状線」ではありません。
実は、山手線という路線は「東京〜田端」区間のことを指し、それ以外の部分は「東北本線」「東海道本線」などに属しているんです!
② 一番乗降客が多いのは「新宿駅」
山手線の中で最も乗降客が多い駅は、新宿駅。1日約350万人が利用しており、これは「世界一利用者が多い駅」としてギネス記録にも登録されています!
③ 一番ホームが多いのは「上野駅」
山手線の駅の中で、最もホームが多いのは上野駅。新幹線や在来線、地下鉄などが集まり、合計17のホームがあります!
④ 「最短区間」と「最長区間」は?
山手線の駅間で、最も短い区間は「神田~秋葉原」(0.5km)、最も長い区間は「品川~田町」(2.2km)です。
特に「品川~田町」は、2020年に「高輪ゲートウェイ駅」が開業するまで、ずっと最長区間でした。
⑤ 1日で山手線を徒歩で一周すると?
山手線の総距離は34.5km。徒歩で回ると、およそ8~10時間かかります!ウォーキング好きの人は、チャレンジしてみるのも面白いかも?
5. まとめ:山手線をもっと便利に使おう!
山手線は、東京の交通を支える大動脈。
✅ 内回りと外回りの違いをしっかり覚えておけば、乗り間違えの心配もなし!
✅ トリビアを知ると、山手線に乗るのがちょっと楽しくなる!
毎日使っている人も、観光で利用する人も、山手線のことをよく知って、もっと快適に移動してみましょう!
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